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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
線上閱讀幸田 露伴《日本の文学 3 五重塔・運命(うんめい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N1,點詞查義。
N1 · 挑戰 · 新字新假名 · 100,648 字 · 198 頁
雑誡三十八章、学箴九首、家人箴十五首、宗儀九首等を読めば、希直の学を為すや空言を排し、実践を尊み、体験心証して、而して聖賢の域に躋らんとするを看取すべし。明史に称す、孝孺は文芸を末視し、恒に王道を明らかにし太平を致すを以て己が任と為すと。(是鄭暁の方先生伝に本づく)真に然り、孝孺の志すところの遠大にして、願うところの真摯なる、人をして感奮せしむるものあり。雑誡の第四章に曰く、学術の微なるは、四蠹之を害すればなり。姦言を文り、近事をり、時勢を窺伺し、便に趨り隙に投じ、冨貴を以て、志と為す。此を利禄の蠹と謂う。耳剽し口衒し、色を詭り辞を淫にし、聖賢に非ずして、而も自立し、果敢大言して、以て人に高ぶり、而して理の是非を顧みず、是を名を務むるの蠹という。鉤して説を成し、上古に合するを務め、先儒を毀し、以謂らく我に及ぶ莫き也と、更に異議を為して、以て学者を惑わす。是を訓詁の蠹という。道徳の旨を知らず、雕飾綴緝して、以て新奇となし、歯を鉗し舌を刺して、以て簡古と為し、世に於て加益するところ無し。是を文辞の蠹という。四者交々作りて、聖人の学亡ぶ。必ずや諸を身に本づけ、諸を政教に見わし、以て物を成す可き者は、其れ惟聖人の学乎、聖道を去って而して循わず、而して惟蠹にこれ帰す。