輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 289,044 字 · 575 頁
ひる間、栄さんの方へ出かけて手つだって貰って来て、かえって、別の仕事やるという工合です。来月十日ごろから後はいく分ましになりますが。それに、よしあしね、私は勉強する、ということがわかって、若い女のひとのためのものでも、思いつきでかけないものが多くなって。いいけれど、ユニークですから。でも時間は多くかかるわけとなります。
富ちゃんのお嫁は大体この二十二日とかに先方からの返事がある由です。島田の家へ出入りするひとの姪とかの由。ああこの字クシャクシャかいて、あなたが坦々をクチャクチャもんでいらっしゃるのを見くらべ笑えました。あの坦々のくしゃくしゃを見れば、どんなにデコボコかいやでもわかりますね。
栄さんの「暦」その他、本になります。このひとが作家として示している自然発生のよいものとその低いものについて、低さの面をいうのはごく親しい二人の女の作家ぐらいだということを、栄さんは一つのおどろきに近いこわさとして語っていました。そのとおりです。戸川貞雄の月評家としての目安も、この人らしいことね。第一のように云っている作品について(正月)多くのひとはいろいろ疑問を呈出しているのです。