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かがくほうほうろん

科学方法論

戸坂 潤

線上閱讀戸坂 潤《科学方法論(かがくほうほうろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 145,035 字 · 284 頁

青空文庫

認識とか認識論とかいう言葉の意味は様々であるが、今は科学的(学問的)認識の理論を之によって理解しておこう*。今は科学的(学問的)認識の分析が、科学論――方法論――の中心的な形態となるであろうと云うのである。学問概念に就いての吾々の分析はそれ故、もはや単に方法対象の構造の分析でもなく、又更に学問性の分析でもなく、又更に学問の分類の問題でもなくして、正に認識の(即ち又知識の)、そして又科学的(学問的)認識の、分析でなければならない。「学問の分類」の最初に挙げた、学問概念の分析の第三の道が之であった。科学論は最後に認識論としてその性格を現わす。科学論は方法論となり論理学となったが最後に認識論として性格づけられる。

* 例えばヴィンデルバントは認識論を形式論理学と方法論とから区別する(Windelband, Die Prinzipien der Logik)。併し今仮にカントの立場に立っている吾々にとって、認識は主に学問的認識を意味してよいであろう。

科学論――方法論――は論理学として現われ、この論理学は又認識論として性格づけられる。之はカントの批判主義――形式と内容との対立――に立つ時必然である。