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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

線上閱讀三遊亭 円朝《粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)(あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ))》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 196,342 字 · 389 頁

青空文庫

と云われて小左衞門は驚き、

小「エヽ石川藤左衞門……ウー左様ならお前は其の娘のみゑかえ」

みゑ「はい貴方は何うして私の名を御存じでいらっしゃいます」

小「是は何うも実に不思議だ、忰小三郎と許嫁の約束を致した嫁とも知らずに助けたが、石川のみゑかえ、これ丈助、石川のみゑじゃと……エヽモウ瓢箪はよいにして置け、予て話した忰の許嫁の娘であるぞ」

丈「それはお目出度い事でございました」

みゑ「はい、誠に思い掛けない事でお嬉しゅう存じます」

小「それは実に図らざる事であったが、まア/\宜かった、私は稻垣小左衞門だよ」

みゑ「あれまア伯父さま、貴方さまをお尋ね申して、芝のお屋敷へ参りました処が、御浪人なすったとの事で、方々お尋ね申しましたよ」

小「左様か、私も御尊父をお尋ね申したいと心には思って居たが、只上州烏川の辺に住むとのみ聞いて、確とした処を存ぜんことゆえ御無沙汰に相成ったが、私も不図した事でお暇には成ったものゝ、お前は少い時分から小三郎に許嫁をしたもの故、お父様が浪人しても、忰の方へお前を貰おうと、其の相談もしたいと思って居ったが、江戸においでの事は知らなかった……ナニ浅草の田原町へ町道場を出して……彼の、フン、あのくらいの腕前の人は当今余り無い