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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

線上閱讀三遊亭 円朝《粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)(あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ))》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 196,342 字 · 389 頁

青空文庫

のを存じて居る、両人ともに捨置かれん手打ちにするから参れ」

と云われ二人ともかたまってしまい、口も利けません。すると日が暮れてまだ間がない頃でございますから、追々人が出て参り、忽ち黒山のようになりました。

甲「何んです/\」

乙「何だか侍が幇間を斬ると云ってるんです」

甲「何を不調法したんです」

乙「何でも幇間がソノ何ですね、お客さまに屁エ放っ掛けたとか云うのが始まりで」

甲「へえお侍に屁を放っ掛けたんですとえ、酷いぞんざいな事をしたもんですね、おならをお侍に放っ掛けたんですか」

丙「いえ然うじゃ有りません、お侍さんの方でおならを致したので」

乙「へえ」

丙「幇間は口が悪いもんですから屁放り侍と云ったので、侍が後へ帰って来て、何だ出もの腫れものだ、したら何うした、屁放り侍とは何だと斯ういうのが喧嘩の初りで」

甲「理不尽な、自分でして置きながら何も斬るほどのことはない、たかがおならじゃア有りませんか、酷い奴もあるもんですねえ」

丁「ナニ然うじゃアない、もと居た奉公人だそうで、あの幇間が旧時あの侍の処に奉公した仲間で、それが何か持逃げをしてプイと居無くなってた