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かかこうしゅ
中国の怪談(二)
田中 貢太郎
線上閱讀田中 貢太郎《中国の怪談(二)(かかこうしゅ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 107,926 字 · 225 頁
杜陽は怪しい壑の底の家にいたことをすっかり話した。すると舅が言った。
「それじゃ、あれだ、お前も覚えているだろう、お前が十五の時じゃ、私といっしょに鳳県の南に往った時、一羽の雉の雌をつかまえて、宿へ着いて食おうと思ってると、お前が可哀そうだと言って、私にかくして逃がしてやったことがあるじゃないか、どうもその雉らしいぞ」
杜陽は封生も何かであろうかと思った。
「じゃ、舅さん、その封生はなんでしょうね」
舅はちょっと考えていたが頷いて言った。
「封生は僕を食った虎だよ、広異記に封使君のことがあるじゃないか」
杜陽は後に舅が没くなったのでその事業を引受けてやったが、巨万の富を蓄積することができた。その後杜陽は桟道を通ったことがあったが、自分の墜ちた処へ往くと壑の底へ向って悵望し、陳宝祠へは金を出して重修した。