輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

「やまとみんぞく」とはなんぞや

先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選

喜田 貞吉

線上閱讀喜田 貞吉《先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選(「やまとみんぞく」とはなんぞや)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 頁

青空文庫

しかも文献的資料の扱いに慣れざる世間の人々は、失礼ながら余輩の所論を読んでこれを理解する程の能力なく、或いは当初より余輩の所論を熟読してみる程の親切もなく、再建論者が相変らずその再建論を繰り返しているのを見て、為に多数の傍観者はこの法隆寺再建非再建の論が、なお依然として未解決のままに遺されているかの如き感を懐いたままに、爾後三十年の歳月は空しく推移したのであった。しかしながら法隆寺が天智天皇の九年に一屋無余の大火災の為に、ことごとく烏有に帰したとの日本紀の記事は絶対に疑うべからざるものであって、これを否定せんとする一切の議論がことごとく妄想に過ぎざることは、余輩の所論すでにそのすべてを尽くし、余輩としてはもはやこれに加うべき何物をも持ち合わさないのである。したがって余輩は、時日の経過が早晩これを一般に諒解せしむべき機運を招来せん事を予期して、稀に異説の発表があっても深く意に介する事なく、余輩にとってむしろ余技とも見るべきこの問題は自然等閑に附されがちであった。しかるに近年防火水道布設の為に境内地発掘の事あり、引続き五重塔心柱礎内の秘密の発見の事などがあって、これが為に学界を刺戟した場合が多く、爾来新進の諸学者によって、この久しく下火とも謂うべき状態になっていた法隆寺の問題に関して甚大の注意が惹き起され、