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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
線上閱讀喜田 貞吉《先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選(「やまとみんぞく」とはなんぞや)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 頁
三、今の金堂の礎石中には旧礎石を再用せるものの存する事。
これは奈良県技師岸熊吉君の注意によって知りえたところで、おそらく同君の発見に係るものと思われるが、今の金堂正面中の間の左右の柱礎は、明らかにもと円形造り出しの柱座があった物で、それを今の金堂に使用するに当りて、その柱座を削り去り、他の柱座なき平石のままの礎石と交えて、使用せられた事実が極めて明白に認められるのである。ことにその左方のものは、礎石の据え付けにやや傾斜を生じたが為にか、その柱座を削り取るにあたりて、一方を少しばかり削り残し、今も明らかに円形の一部を止めているのである。けだし旧寺の焼礎の使用に堪うるものに加工して、これを再建の金堂に転用したと解すべきものであろう。
四、今の金堂の間取りは当初のものと異なるべき事。
言うまでもなく法隆寺はもと用明天皇の御為に敬造した薬師仏を本尊としたもので、その後太子の御為に釈迦仏を敬造して、ここに二本尊存在することとなった。これは光背の銘文によって窺知せらるるのみならず、天平十九年の資財帳によって、当時なおそのままであった事が知られるのである。