輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
線上閱讀喜田 貞吉《先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選(「やまとみんぞく」とはなんぞや)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 頁
我が国においてもまたかくの如きの葬法の古く行われたことは、古墳の実地から往々証明せられるのである。和田千吉君が考古界六巻一号(明治三十九年十一月)において、常陸国小田村の古墳調査の報告中に掲げられた図を見ると、石室の一端に近く二個の頭蓋骨と下齶骨とを正しく並べ、他方に大髄骨脛骨等数多の遺骨を、薪を積みたる如く一所に並べて置いた有様が見える。副葬品としては宝珠形鍔の刀剣と管玉鉄鏃等、普通の古墳より発見せらるる類のものがあった。当時和田君はこれを以て、足を折り曲げて置いたものだと解しておられるが、余輩はむしろこれを洗骨の葬儀と見るべきものと解するのである。洗った骨は本の如く並べるのが普通であったであろうが、これはそれが面倒臭かったので、一部分を纏めて置いたものであろう。洗った骨を原位置に並べるという事は、或いは不可能に思われるかもしれぬが、柴田君によれば、既に台湾では藁で縛って、真綿で辮髪をまでつけて、もとの姿勢に作るとあってみれば、我において仰臥の形にそれを並べたと解しても、一向不思議はないのである。
事実上我が古墳の中には、とても屍体のままでは並び切れぬという程の極めて狭い石室中に、二人三人ないし五六人の骨が正しく並んで存在している例が珍らしくない。