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うもんとりものちょう さんじゅうばんてがら おびどけぶっぽう
右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法
山中 貞雄
線上閱讀山中 貞雄《右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法(うもんとりものちょう さんじゅうばんてがら おびどけぶっぽう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 12,690 字 · 27 頁
T「川へはまるか首をつるか」
成る程と伝六。
T「それが心配なの」
とおふみが言ってる時、前を通り過ぎる娘二人、
T「厭なもんね土左衛門ッて」
えッとおふみ胸騒ぎがします。伝六が、あのもしと呼び止めた。振り返った娘に、
T「見たんですか土左衛門を?」
えーと娘が、
T「たった今其処の橋の下で」
伝六が、その土左衛門、
T「男ですか?」
えーと娘達――おふみ心配だ。伝六が慌て出した。
T「一ッ走り見て来るぜ」
伝六走って――
9=鳥居の処で
出会い頭に衝突してひッくり返った。
T「無礼者ッ」
と叫んだのが結城左久馬の連中。侍の一人が伝六の首筋掴んだ。
あばたの敬四郎と子分の松公が通りすがりに之を見る。
10=茶店
仕出しが二人三人口々に「喧嘩だ」と叫んで走って行く。
其処へ敬四郎が来て腰を下す。おふみ「何ですの?」敬四郎が、
T「喧嘩さ」
と言って、
T「可哀そうに伝六の奴」
「へッ」
おふみ驚いた。遠くワイワイ騒いでる群集(五、六カット程で)カメラ近寄ってその人垣の中から悲鳴が聞える。
T「お助け――」
T「人殺し――」
おふみ心配で走って来た。敬四郎ものこのこ戻って来た。