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「だん」のかいたい
増補 美学的空間
中井 正一
線上閱讀中井 正一《増補 美学的空間(「だん」のかいたい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 21,324 字 · 44 頁
そして今や、更に世代の断層は「主観」から「主体」に、如何にして読み違えるかを、その主題として来たのである。
そのもともとの読み違いはヘーゲルのフェノメノロギーで、「真実は実体(Substanz)としてではなく、寧ろ主体(Subjekt)として把握され又表現されたのである」と考えられた時からはじまっている。即ちそれはピストルの弾のように個体として飛んでゆくものでなく、ロケット弾のように常に自分自身が分裂しながら発展するものとして、Subjekt を新しく読み違えた時からはじまったのである。今後もいろいろ議論されることであろうし、読み違えそのものが、又無限の分裂でもって違って来ることだろう。もともと、「下に」「置かれる」、「下に」「投げる」ということが、“sub”“ject”なのだから、無限に読み違えられて、投げ捨てられることが、subject の言葉のもつ運命とも云えないこともない。
気
以上のようなことを考えていて私は、フト日本の文化史の上で、自分が自分の意識を自覚したのを確かめる言葉があるだろうかと興味をもちはじめた。
そして、「気をつかう」