輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
うちゅうせんたい
宇宙戦隊
海野 十三
線上閱讀海野 十三《宇宙戦隊(うちゅうせんたい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 77,201 字 · 155 頁
第二に、ミミ族はわが太陽系の空間以外のところへ引きあげることであった。もしこのことが、五日以内に行われないときは、わが宇宙戦隊はミミ族にたいして、自由行動をとるであろうと申しそえた。これはミミ族にたいする最後通牒であった。もし彼らがこれを聴き入れるつもりがなければ、当然宇宙戦争がはじまるわけだった。
ミミ族からは、申しこみを受けとったことだけを回答してきた。返事をいつよこすか、それは言ってこなかった。無気味なにらみあいの時間が流れていった。左倉少佐は、宇宙戦隊をひきいて、天空にうるさいほど浮揚している、およそ百箇に近い「魔の空間」の間を、ゆうゆうとぬって廻り、敵にたいして無言の圧力を加えた。
ミミ族の間には、かなり狼狽の色があらわれた。地球人類には見えないはずの「魔の空間」に衝突もせず、宇宙戦隊がゆうゆうと天空を飛び廻るので、地球人類が早くも新しい光学兵器を作ったことを察し、地球人類の智力もばかにならないことをさとったらしいのである。そのためか、三日目あたりから、「魔の空間」は次第に数を減じていった。ミミ族は後退をはじめたらしい。
こうして期限の五日目になったが、その朝になってみると、地上から見ることのできる「魔の空間」