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うちゅうせんたい
宇宙戦隊
海野 十三
線上閱讀海野 十三《宇宙戦隊(うちゅうせんたい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 77,201 字 · 155 頁
は、ただの一箇となった。それは静かに降下しつつあった。よく見ているとその「魔の空間」の下に、小さな旗がぶら下っているのが見えた。それはまぎれもなく日章旗であった。
この「魔の空間」は、やがて着陸した。その中からでてきた者を見ると、望月大尉に、児玉法学士、それに川上少年であった。三名は無事帰還したのだ。ミミ族は左倉少佐の申し入れを全部聞き入れたことがわかった。
こうしてこの怪事件も、ついに結末をつげた。宇宙戦隊の威力と、帆村荘六のすぐれた研究とが、せっかく来襲したミミ族を、その目的の百分の一も達せさせないうちに、見事に追い払ったわけである。その功は大きい。
だが帆村は、すこしもその功を誇らなかったし、やれやれと安心の色も示していなかった。彼はこう言うのであった。
「まあ、こんなわけで、ミミ族は弱点をおさえられ、一応退去しましたが、これでもう、二度と地球へやってこないとはいえませんよ。いやいや、きっと彼らは、ふたたび来襲することでしょう。今回にこりて、彼らはもっともっと強力な準備をし、これだけのものを持っていけば、必ず地球人類を制圧できるという、自信のついたところで来寇するでしょう。