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あきかぜとはは

尾崎士郎短篇集

尾崎 士郎

線上閱讀尾崎 士郎《尾崎士郎短篇集(あきかぜとはは)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 108,032 字 · 216 頁

青空文庫

決意一瞬、人ニ迷惑ナシ

は、中野正剛と共産党の関係についての調書を歴史的に記録している。

それによると、

「大正十四年九月、中野正剛が川崎造船社長の松方幸次郎、同社兵庫工場次長、山口張雄等と共に沿海州、満州の視察に赴いたことがあったが、その際に於ける中野の行動と、労農露国要人との接触に関する記録によると、中野は松方等と敦賀より乗船、八月三十一日、浦塩に上陸し、鉄道経由にてハバロフスクに赴き、そこで、まもなく松方の一行と別れて単独行動を執ったが、それから九月十八日迄、十数日間の行動が不明である。

判明しているのは九月十九日、ハバロフスク発、浦塩に帰着し、浦塩より東支鉄道にて九月二十一日、ハルピンに来てから後のことだけで、九月二十二日には、北満ホテルに催された福岡県人主催の歓迎会に臨んだ。

当時の噂によると彼は松方と別れた後、ハバロフスクで極東革命委員会委員兼共産党中央委員会、極東局長クビヤークと会見し、更にシベリヤ軍事革命委員会長ラセウィッチと会見すべく、チタを経て、クラスノヤルスクにも行ったといわれる」

決意一瞬、人ニ迷惑ナシ

相当に部厚い調書であるが、同志八一八号というのが中野のことであり、国際革命後援会極東政治部から浦塩、極東銀行宛の支払命令書の写真には、「国際革命後援会口座第五八二八号より現在国際革命後援会同志中野、あるいは