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うんめい

日本の文学 3 五重塔・運命

幸田 露伴

線上閱讀幸田 露伴《日本の文学 3 五重塔・運命(うんめい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N1,點詞查義。

N1 · 挑戰 · 新字新假名 · 100,648 字 · 198 頁

青空文庫

太祖の天下を定むるや、前代の宋元傾覆の所以を考えて、宗室の孤立は、無力不競の弊源たるを思い、諸子を衆く四方に封じて、兵馬の権を有せしめ、以て帝室に藩屏たらしめ、京師を拱衛せしめんと欲せり。是れ亦故無きにあらず。兵馬の権、他人の手に落ち、金穀の利、一家の有たらずして、将帥外に傲り、奸邪間に私すれば、一朝事有るに際しては、都城守る能わず、宗廟祀られざるに至るべし。若し夫れ衆く諸侯を建て、分ちて子弟を王とすれば、皇族天下に満ちて栄え、人臣勢を得るの隙無し。こゝに於て、第二子※を秦王に封じ、藩に西安に就かしめ、第三子棡を晋王に封じ、太原府に居らしめ、第四子棣を封じて燕王となし、北平府即ち今の北京に居らしめ、第五子※を封じて周王となし、開封府に居らしめ、第六子を楚王とし、武昌に居らしめ、第七子榑を斉王とし、青州府に居らしめ、第八子梓を封じて潭王とし、長沙に居き、第九子杞を趙王とせしが、此は三歳にして殤し、藩に就くに及ばず、第十子檀を生れて二月にして魯王とし、十六歳にして藩に州府に就かしめ、第十一子椿を封じて蜀王とし、成都に居き、第十二子柏を湘王とし、荊州府に居き、第十三子桂を代王とし、大同府に居き、第十四子※を粛王とし、藩に甘州府に就かしめ、第十五子植を封じて遼王とし、広寧府に居き、第十六子※を慶王として寧夏に居