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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
線上閱讀幸田 露伴《日本の文学 3 五重塔・運命(うんめい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N1,點詞查義。
N1 · 挑戰 · 新字新假名 · 100,648 字 · 198 頁
乃ち曹国公李景隆に命じ、兵を調して猝に河南に至り、周王※及び其の世子妃嬪を執え、爵を削りて庶人となし、之を雲南に遷しぬ。※は燕王の同母弟なるを以て、帝もかねて之を疑い憚り、※も亦異謀あり、※の長史王翰というもの、数々諫めたれど納れず、※の次子汝南王有※の変を告ぐるに及び、此事あり。実に洪武三十一年八月にして、太祖崩じて後、幾干月を距らざる也。冬十一月、代王桂暴虐民を苦むるを以て、蜀に入りて蜀王と共に居らしむ。
諸藩漸く削奪せられんとするの明らかなるや、十二月に至りて、前軍都督府断事高巍書を上りて政を論ず。巍は遼州の人、気節を尚び、文章を能くす、材器偉ならずと雖も、性質実に惟美、母の蕭氏に事えて孝を以て称せられ、洪武十七年旌表せらる。其の立言正平なるを以て太祖の嘉納するところとなりし又是一個の好人物なり。時に事に当る者、子澄、泰の輩より以下、皆諸王を削るを議す。独り巍と御史韓郁とは説を異にす。巍の言に曰く、我が高皇帝、三代の公に法り、秦の陋を洗い、諸王を分封して、四裔に藩屏たらしめたまえり。然れども之を古制に比すれば封境過大にして、諸王又率ね驕逸不法なり。