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とうおういぶん

東奥異聞

佐々木 喜善

線上閱讀佐々木 喜善《東奥異聞(とうおういぶん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 63,862 字 · 124 頁

青空文庫

福神話がある。この二話は、いずれも己が村での竈の話となって物語られているが、まったく百姓手伝いの童神話(2)である。こういうような話から例のわざわざの農業手伝神の話が生まれたかもしれぬ。つまりこの童などが前話のヒョウトクと縁があるらしく思われるのには種々の類似がある。なんの話でも非常に醜い顔のものであったというから、今日のヒョットコ面のような面であったであろう。そんなふうなかっこうをして種も蒔き竈の火も吹いたことと思う。

だが自分は単なる資料収集者であって、学者じゃないから、ヒョットコの起原由来などを詮議考究する知恵を残念ながらもたぬ。ただくだくだしく列挙した話例などにこうした連想をひとりで抱持してみよう。似て非なるものも交じっていようが、ただここにはやたらに話を記して、肩の凝らぬおもしろいものとなっていたらそれで自分は事たりるとせねばならぬ。まじめな考証は識者から聴かしてもらいたい。

終りに臨んで、事のついでにもうひとつおかしい話を追加しようか、これは友人から聞かしてもらったものであるが、なんとかいう落語家が事偶にやったものだというのに、灰神楽という奴があったそうである。