輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

りゅうきでん

柳毅伝

田中 貢太郎

線上閱讀田中 貢太郎《柳毅伝(りゅうきでん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 4,254 字 · 9 頁

青空文庫

唐の高宗の時に柳毅という書生があった。文官試験を受けたが合格しなかったので、故郷の呉に帰るつもりで川の畔まで帰ってきたが、その※(「さんずい+徑のつくり」、第3水準1-86-75)川の北岸に同郷の者が住んでいた。毅はまず知人の許へ立ち寄り、やがて別れて六七里も行ったところで、路傍におりていた鳥の群がばたばたと立って飛んだので、馬がその羽音に驚いて左へそれて走った。そして六七里も矢のように行ったかと思うと、ぴったり止ってしまった。柳毅は馬の頭を向けなおして本道へ出ようとして、ふと見ると羊を伴れた若い女が路ぶちに立っていた。それは品のある綺麗な女であったが、何か悲しいことでもあるのか涙ぐましい顔をしていた。柳毅は磊落な、思ったことはなんでも口にするという豪快な質の男であった。

「貴女のような美人が、どうしてそんなことをしているのです」

女は淋しそうに笑った。

「私は、洞庭の竜王の女でございます。両親の命で、※(「さんずい+徑のつくり」、第3水準1-86-75)川の次男に嫁づいておりましたが、夫が道楽者で、賤しい女に惑わされて、私を省みてくれませんから、お父さんとお母さんに訴えますと、お父さんも、お母さんも、自分の小児の肩を持って、私を虐待して追いだしました、私はこのことを洞庭の方へ言ってやりたいと思いますが、