輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
わたしのりれきしょ
浅沼稲次郎 私の履歴書ほか
浅沼 稲次郎
線上閱讀浅沼 稲次郎《浅沼稲次郎 私の履歴書ほか(わたしのりれきしょ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 46,264 字 · 91 頁
ついで満州事変直後の昭和七年一月、総選挙が実施されたが、分裂した無産政党の大同団結がなり、全国労農大衆党が結成された直後でもあるので、私も大いに張切った。そのとき私ども全国大衆党の立候補者は“帝国主義戦争絶対反対”をスローガンとしてかかげた。ところが投票前夜に社会民衆党の公認候補馬島※(「にんべん+燗のつくり」、第4水準2-1-93)氏側が「満州を支那に返せという大衆党(浅沼)は国賊である」とのビラを全選挙区にばらまいた。
私も運動員たちもこの選挙は必勝を期していたところであり、投票前夜の意識的な中傷のビラには全く怒ってしまった。そこで演説会を終ると私の選挙運動員は大挙して馬島※(「にんべん+燗のつくり」、第4水準2-1-93)事務所を襲撃、大乱闘となり、私の運動員は全員検挙された。残ったのは私と事務長の山花秀雄君(現社会党代議士)の二人であり、この乱闘の結果、私はまた落選してしまった。
ついで昭和八年、東京市会議員選挙に立候補したが、このときは最高点で当選した。友人が酒の四斗樽を一本寄付してくれたので、選挙事務所に千余名が集まり、大祝杯をあげたが、あまりの雑踏でデモのような状態となり、数十名の警官が出て取締りに当った。