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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
線上閱讀海野 十三《海底大陸(かいていたいりく)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 89,400 字 · 179 頁
一言にしていえば、ロロー殿下は海底大陸における随一のインテリでもあり、また随一の冒険児でもあったのだ。そして海底大陸とわが人類との間をむすぶ月下氷人のような役割さええんじていたのだ。ちょうど、わが人類側からの連絡使節が、長良川博士やドン助教授であったのと同じ立場にある。
だからロロー殿下は、ルゾン号に近づいて長良川博士一行をまねき、「鉄水母」に乗せて海底大陸に連れてきたというわけである。
「おお長良川博士、――」
と、博士の肩を後からたたいたものがある。
博士がふりかえってみると、れいのゴムの服を着、そして頭の上からすっぽりとマスクをかぶったロロー殿下がたっていた。
「おお、ロロー殿下。あなたをさがしていたところです。かねて艇内でお話しましたように、クイーン・メリー号と乗員たちを、すぐに海上へおもどしねがいたいですな」
「博士、そのことですよ。父アトラ王をはじめ、外務大臣のランタ以下、皆々、なかなかそれを承知しません。あのような大じかけなおとしあなをつくってせっかく捕えたクイーン・メリー号を、このままはなすのはいやだというのです」
「それはこまる。メリー号を解放して下さらないときは、きわめて心配な未来が考えられますよ。