輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
線上閱讀海野 十三《海底大陸(かいていたいりく)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 89,400 字 · 179 頁
実際、この海底超人のおそるべき科学力と、そして人間の頭脳ではとうていはかることのできない超人的思想とを知っているのは、長良川博士ただひとりであったのだ。
(恐るべき海底超人族よ。そして地上の人類は、なんというのんきな生物だろう)
そういった嘆声が、今もいくたびとなく博士の胸のうちにくりかえされているのを、おそらくドン助教授も、また、その他のたれもが知らないであろう。
クイーン・メリー号は、今や洋上に出発というので、乗組員といわず、船客といわず、全部が船室の奥ふかくへおしこめられた。
クーパー事務長と、そして腰骨をしたたか打って、ながいあいだ呻吟していたメリー号の老船長のただふたりが、船橋に近い一室に連絡のためとめおかれたままで、他は全部、船底にぎゅうぎゅうづめであった。かれらのなかばは、ふたたび人間世界にかえれることをよろこび、また他の半分は、はたして無事にこの巨船が洋上に浮かびあがるだろうかと、しきりに胸をいためていた。
「さあ、いよいよ出発だ」
浮揚係の海底超人が、どんどんどんと、クーパーのいる部屋をそとからたたいて、出発の合図をした。
海底出発
れいの海底超人国の受話器を胸につけているクーパーは、出発だとよぶ浮揚係の言葉をりょうかいした。