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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
線上閱讀海野 十三《海底大陸(かいていたいりく)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 89,400 字 · 179 頁
もうなんとでもなれである。
その格闘は、一年もながくつづいたように思った。それほど張りきった気持の数十分であった。クーパーは、ついに死んだようにぐったりとなった。もうすっかり気力も、体力も出きってしまったのだった。
「マルラ、いないか。おい、パイクソン」
クーパーは、くるしい声をひきしぼって、ふたりの仲間の名をよんだ。
しかし、だれもそれに返事をしなかった。
そのうちにクーパーは、自分のからだがふわりと浮きあがったのを感じた。まるでスプリングの上にのっているような気持だった。
キキキッ、キキキキッ、キッ。
「おやっ」
かれは首をもたげて、眼をしばたたいた。
このとき、ぼんやりとしたあたりの景色が目にうつった。――クーパーのまわりには、れいの怪物がうようようごめいていることを知った。クーパーは怪物群にかつぎあげられているのだ。それとわかってみても、かれにはもがくだけの体力もなかった。
怪物群はクーパーを肩にして、クイーン・メリー号の舷側をこえた。そして漠然たる空間を、ゆうゆうとむこうへ行く。
クーパーはどこへつれていかれるのだろう? かれの運命はどうなる?