輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
いそのかみじんぐうのじんぽうななつさやのたち
石上神宮の神宝七枝刀
喜田 貞吉
線上閱讀喜田 貞吉《石上神宮の神宝七枝刀(いそのかみじんぐうのじんぽうななつさやのたち)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 3,555 字 · 8 頁
とか、「咸寧三年復来り、明年又内附を請ふ」など見えている。方物を貢すとか、上献すとかいうことは、つまりは物品の交易で、それ相当の品を、晋から得て帰ったに相違ない。七枝刀もあるいはこれらのさいに得た物であろうか。馬韓は今の全羅・忠清地方で、魏のころには五十四国に分れ、百済すなわち伯済は、そのうちの一国に過ぎなかった。その後、百済次第に勢力を得て、ついに馬韓地方を一統するに至ったので、晋のころには、馬韓諸国の中でも、最も有力なものであったに相違ない。しかしてその百済国が、晋から得た七枝刀をわが国に奉ったとして、条理きわめてよく通ずる。この特別の由来を有し、特に史上に著名の宝刀が、よしや多少の損傷を受けたとはいえ、千数百年後の今日に伝わり、われらまでもこれを拝観するを得るとは、まことに奇蹟と申さねばならぬ。
以上述べたところを約言すれば左の通り。
一、石上神宮安置の六叉鉾と称するものは、銘文の明示するごとく、七枝刀なり。
二、この七枝刀は、『日本紀』に神功皇后五十二年百済貢献とあるものなるべし。
三、この七枝刀は、晋の武帝泰初四年六月十一日の製作にかかる。大正八年を距るまさに千六百五十一年の前なり。