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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
線上閱讀高山 毅《福沢諭吉(ふくざわゆきち)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 54,555 字 · 109 頁
どうだろうな、その、おまえがうつしたという築城書は、おもしろそうだから、それをおまえにほんやくしてもらうということにしては……。うん、それがよい。そうしなさい。」
と、しんせつにいってくれました。
諭吉は、よろこんで、その日から、適塾にねとまりして、勉強することになりました。ここには、日本じゅうのあちこちから、西洋医学の勉強をこころざす青年や、諭吉のように、医学ではなく、ただ蘭学をまなびたいという青年たちが、八、九十人もあつまってきておりました。塾にねとまりしているものもおおぜいいました。
この塾では、はじめて入学したものには、上級生が、ガランマチカ(文法)をおしえ、やさしい文のよみかたとやくしかたをおしえました。これがすむと、セインタキス(文章法)をおしえ、すこしむずかしい文をならわせます。この二つがわかるようになると、あとは、自分で勉強をすすめていくのです。
勉強のていどによって、クラスが七つか八つにわかれていて、クラスごとに五人とか十人とかがあつまって、一人ずつじゅんばんに原書をよんで、日本語にやくします。これを会読といいますが、わからないところがあっても、だれにもきくことはできません。