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かがくほうほうろん
科学方法論
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《科学方法論(かがくほうほうろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 145,035 字 · 284 頁
学問概念の分析は歴史社会的存在としての学問に就いて行なわれることが出来、又行なわれなければならない。社会に於て歴史的に現実に存在している諸学問、之を学問として理解することに於いて、人々は現実的な、観念的でない学問概念を、最も直接に有っているのであるが、この概念の分析が学問論の第四の道であるのである。そしてこの分析の最も手近かな手懸りが正に学問の分類でなければならない。分けることは支配することの第一歩であるから。
学問の分類を考察する前に一つの注意を怠ってはならない。元来人々が学問の分類を企てる一般的な動機は、現実に、即ち歴史社会的に(というのは社会は常に歴史社会であるから――後を見よ)、事実として存在している諸規定を見出すことによって、学問概念を分析しようという目論見にあった筈である。人々は学問が何であるかをより好く知るために、まず第一に現実に存在している諸学問を分類してみようとするのであるに違いない。それ故学問は、それが事実上存在している形態の下に、そのまま、或いは又それがあろうとする傾向・あるべき標準に於て現実の事実に基いて、まず区分せられ、次に関係づけられなければならない筈である。