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かがくほうほうろん

科学方法論

戸坂 潤

線上閱讀戸坂 潤《科学方法論(かがくほうほうろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 145,035 字 · 284 頁

青空文庫

科学の地盤から加えられる処の、多くの正当な又不当な、批難の根本的な動機であるであろう。

第四の批難。私はフリッシュアイゼン・ケーラーの加えた批評から離れて、科学論に対する更に一般的なそしてより重大と思われる、批難を顧みる。歴史科学が法則を求めることをその目的としないということ、個別化がその概念構成の特色でなければならないということ、之に対する批難とその或る意味に於ける弁解とを私はすでに述べた。併し之までの攻撃は必ずしも積極的な攻撃でもなければ正面からの衝突でもなかった。今度は之に反して、歴史科学の地盤から現実の歴史記述に立脚して、積極的な正面からの攻撃が加えられる場合である。最も有力な攻撃は主として、歴史を社会概念へ関係づけて理解しなければならないと考える人々から加えられている夫であろう。一方に於ては伝統的歴史家から例えばランプレヒトの場合を、他方に於ては唯物史家の場合を、この例として挙げることが出来る。前者にとっては社会的心的法則が、後者にとっては社会的物質的存在の法則が歴史を一貫する原理であり、そして歴史科学は、それの追求並びに之による歴史の説明を目的とするものとして、理解される*。