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はしがき
童話集 春
竹久 夢二
線上閱讀竹久 夢二《童話集 春(はしがき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 43,531 字 · 97 頁
猟人「そうさ」
少年「だっておじさんは、いきなり兎を知らないかって言うんだもの、だからぼく、学校の復習をしちゃったのさ」
猟人「眼をぱちくりやっている」
少年「ああ、その兎なの」
猟人「そうさ」
少年「その兎なら、もうよっぽど遠くへ逃げました。あの道の先の、ほら左側に赤松があるでしょう」
猟人「あるある」
少女は猟人の方を見て笑っている。兎も出て来て見ている。
少年「あすこを左へ曲って、桜の木が見えるでしょう」
猟人「ああ、見えるね」
少年「あの木から、一本、二本、三本、四本、五本、六本、十三本目の桜の下へかくれましたよ」
猟人「いや、どうもありがとう」
猟人はあたふたと、上手へ走ってゆく。
少年「おじさん、早く走らないと、また兎が逃げますよ」
少年兎に近づきながら、「万歳、万歳。兎さんもう出ても好いよ」
少女「ずいぶん心配したわ」
兎「やれやれ、ほんとに危い所を助かりました。どうもありがとうございます。」
少女「よかったわね」
少年「うまくいったね」
少年を上手に、兎をまん中に、三人手をつなぎ舞台の前へ進み。
兎の挨拶
御見物のお嬢様坊ちゃまがた、わたしはまあ何と言って皆様にお礼を申して好いやら、あんまり嬉しくて、申上げる言葉も知りません。