輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

びじゅつがっこうじだいのおかくらせんせい

美術学校時代の岡倉先生

板谷 波山

線上閱讀板谷 波山《美術学校時代の岡倉先生(びじゅつがっこうじだいのおかくらせんせい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 7,979 字 · 16 頁

青空文庫

学校の制服

銀は後ろを向いて先生此勢はどうですと再三繰返して大笑いだったという。そんな話がありました。しかし銀はそういう江戸前のおもしろい男でしたが、一流の経師屋の親方になって、橋本さんにお世話になったといって、橋本さんの等身大の木像を作って美術院に寄贈した。米原雲海が作ったと思います。よくできておりました。

先生が谷中の初音町にいったのは、学校をやめて美術院のなかに家をもったからです。塩田力蔵君に聞いた話だったか、書斎の前の撞木へふくろうをとまらせて、それを雀がいじめにくるのをにやにや笑ってみていたが、それはじぶんの境遇にひきくらべていたんじゃないか、といっていました。

あるとき先生が塩田氏を夜訪問したことがあるそうです。岡倉先生じゃなければしないな、といっていましたけれども、それは月の晩だったそうです。塩田さんがいなかったものだから、落ちた柿の葉へ、――先生はいつも矢立をもっていましたが――それで「訪君不遇」と書いて、門のところにはさんで帰ったそうです。それで塩田氏は次の日に「反明月為至憾」と書いておいてきた、といっていました。

学校の制服

私が美術学校の制服をはじめてみたのは、美術学校へ第一期に入った連中が、宮城の前で錦の旗を立てて行列したときです。