Japanische Klassiker mit Furigana
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かかこうしゅ
中国の怪談(二)
田中 貢太郎
Lesen Sie 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) von 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 107.926 Zeichen · 225 Bildschirme
それで崑の家は日ましに栄えて往った。
神と結婚してから崑の家は、門も座敷も垣根も便所も皆蛙ばかりとなった。しかし、他の人は決して悪口したり蹴ったりしなかったが、ただ崑は少年の気ままから、喜べば忘れ、怒れば践み殺して、大事にしてやらなかった。十娘はすなおであったが、ただよく怒った。彼はどうしても崑のすることに善い感じを持つことができなかった。そして、崑も十娘であるがためにこらえなかった。十娘がさからうことでもあると崑は怒って言った。
「おまえの家の爺さんや媼さんが、どうして人間に禍をくだすことができるものかい、男が何のために蛙なんかこわがるのだ」
十娘はひどく蛙ということをきらっていた。それを聞くとひどく怒って言った。
「私が来てから、あなたの家は、田の粟のとりめが多くなり、売りねも高くなって、今、児も年よりも、皆が温かに着て、お腹一ぱいにたべていられるじゃないの、に翼が生えて、母鳥の睛をつッつくのとおんなじようなことをしようというのですか」
崑はそれを聞くとますます怒って、
「俺はけがらわしいものの増すのが厭なのだ、そんなものが子孫に貽せるものかい、どうか早く出て往ってくれ」