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Japanische Klassiker mit Furigana

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かかこうしゅ

中国の怪談(二)

田中 貢太郎

Lesen Sie 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) von 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 107.926 Zeichen · 225 Bildschirme

Aozora Bunko

「晩にいらっしゃい、わたし此所にいるわ」

祝は夜になってくることにして、同年の男の所へ往こうとしたが、非常に旨かった茶のことを思いだしてその葉をすこしもらって出かけ、そして、同年の男の家へ往ったところで気もちが悪くなった。祝は途中で飲んだ茶のためではないかと思って、同年の男にわけを話した。

「あぶない、そいつは水莽鬼だ、僕の親爺もそれで死んでるのだ、そいつはどうかしなくちゃならない」

同年の男が顔の色を変えて驚いたので祝もふるえあがったが、念のために少女からもらってきた茶の葉を出して見せた。同年の男は一眼見て断言した。

「たしかに水莽草だ」

祝はそこで指輪を出して少女の情状を話した。

「この指輪も貰ったのだが、鬼だろうか」

「待て、よ」

と、同年の男はちょっと考えて、

「これは、きっと三娘だ」

祝は媼さんが三娘と言って少女を呼んだことを思いだした。

「どうして、三娘ということが解ってるのだ」

「この南の村に、寇という富室があるのだ、三娘は其所の女だ、きりょうが良いので評判だったが、二三年前間違えて水莽草を食って死んだのだ、きっとこれが魅をしているのだ」

同年の男の傍にいる者が、鬼に祟られているものは、その鬼の家へ往って、鬼となった者が故つけていた襠をもらって、それを煎じて飲むと癒ると言った。