Japanische Klassiker mit Furigana
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
Lesen Sie 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 179.458 Zeichen · 363 Bildschirme
「いつかは船の行き着いた所で銭を得たから、今度も馬の踏みとどまった所に、なにか掘出し物があるかも知れない」
地を掘ると、果たして金五百両を得たので、自分の家へ持って帰った。
その後に彼は城中の町へゆくと、胡人の商人に逢った。商人はその頭に珠のあることを知って、人をもって彼を誘い出させた。そうして、たがいに打ち解けた隙をみて、彼は酒をすすめ、その酔っている間に珠を奪い去った。その末子のひたいには、生まれた時から一つの毬を割ったような肉が突起していたのであるが、珠を失うと共に、その肉は落ちてしまった。
家へ帰ると、その変った顔を見て、家族や友達も皆おどろいた。その以来、彼は精神朦朧のていで、やがて煩い付いて死んだ。その家計もまた次第におとろえた。
これと同様の話がある。
宣州の節使趙鍠もまた額の上に一塊の肉が突起しているので、珠があるのではないかと疑われていた。やがて淮南軍のために郡県を攻略され、趙も乱兵のために殺された。その時、ある兵卒が趙の首をさがし求めて、そのひたいを割いてみると果たして珠を得た。
兵卒はその珠を持ち去って、胡人の商人に売ろうとすると、商人は言った。