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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう

中国怪奇小説集

岡本 綺堂

Lesen Sie 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 179.458 Zeichen · 363 Bildschirme

Aozora Bunko

柳将軍の怪

「ばかばかしい。おれたちは今夜初めてこの商売をするのじゃあねえ。魚なんぞが化けて堪まるものか」

劉がいかに説明して聞かせても、李は決して信じなかった。商売物の魚をみんな捨ててしまってどうするのだと、彼は激しく劉に食ってかかるので、劉もその言い訳に困って、とうとう李の損失だけを自分がつぐなうことにした。そうなると、剰すところは僅かに百銭に過ぎないので、劉はその村で荻十余束を買い込み、あしたの朝になったらば船に積むつもりで、その晩は岸のほとりに横たえて置いた。

さて翌朝になって、いよいよそれを積み込もうとすると、荻の束がひどく重い。怪しんでその束を解いてみると、緡になっている銭一万五千を発見した。それには「汝に魚の銭を帰す」と書いてあった。劉はますます奇異の感を深うして、瓜洲に僧侶をあつめて読経をしてもらった上に、かの銭はみな施して帰った。

柳将軍の怪

東洛に古屋敷があって、その建物はすこぶる宏壮であるが、そこに居る者は多く暴死するので、久しく鎖されたままで住む者もなかった。

唐の貞元年中に盧虔という人が御史に任ぜられて、宿所を求めた末にかの古屋敷を見つけた。