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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう

中国怪奇小説集

岡本 綺堂

Lesen Sie 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 179.458 Zeichen · 363 Bildschirme

Aozora Bunko

中国怪奇小説集

七聖画

第四の男は語る。

「わたくしは『宣室志』のお話をいたします。この作者は唐の張読であります。張は字を聖朋といい、年十九にして進士に登第したという俊才で、官は尚書左丞にまで登りました。祖父の張薦も有名の人物で、張薦はかの『遊仙窟』や『朝野僉載』を書いた張文成の孫にあたるように聞いて居ります。

この書も早く渡来しましたので、わが国の小説や伝説に少なからざる影響をあたえているようでございます」

七聖画

唐の長安の雲花寺に聖画殿があって、世にそれを七聖画と呼んでいる。

この殿堂が初めて落成したときに、寺の僧が画工をまねいて、それに彩色画を描かせようとしたが、画料が高いので相談がまとまらなかった。それから五、六日の後、ふたりの少年がたずねて来た。

「われわれは画を善く描く者です。このお寺で画工を求めているということを聞いて参りました。画料は頂戴するに及びませんから、われわれに描かせて下さいませんか」

「それではお前さん達の描いた物を見せてください」と、僧は言った。

「われわれの兄弟は七人ありますが、まだ長安では一度も描いたことがありませんから、どこの画を見てくれというわけには行きません」