Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
きだんクラブ〔せんごばん〕
奇談クラブ〔戦後版〕
野村 胡堂
Lesen Sie 奇談クラブ〔戦後版〕 (きだんクラブ〔せんごばん〕) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 11.235 Zeichen · 22 Bildschirme
フィナーレ
それを指して、留めどもなく笑っているのは、伯爵海蔵寺三郎の全く本心を喪った空ろな顔です。
フィナーレ
「伯爵海蔵寺三郎は、そのまま精神病院に収容されました。不品行から来る麻痺性痴呆だろうということです。近頃は病院の拘禁室の中で、私の最後の最後の望みは、自分の脳漿を喰うことだ、それは食通の至り着くゴールだ……と言いながら、柔かい壁に自分の頭を叩き付けているということです。
食魔の最後は、浅ましく凄まじいものでした。そして、詩人江守銀二の令夫人は、今は歌わぬ、昔の名ソプラノ松尾葉子であった事は皆様もよく御存じの筈です」
話し手戸田樹一は気取った様子で壇を降りました。