Japanische Klassiker mit Furigana
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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
Lesen Sie 幕末維新懐古談 (ばくまついしんかいこだん) von 高村 光雲 (たかむらこううん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.469 Zeichen · 5 Bildschirme
また仏師の仕事と異って、鋳物の方になると、思いもよらぬ面白い仕事をするかも知れない。何も修業だ、とここに決心しまして、承知の旨を答えました。
大島老人は大いに喜び、早速、明日から来てもらいたいというので、まるで、足元から鳥の立つような話でありました。
さて、仕事に掛かって見ると、なるほど、彫刻の土台があることだから、出来ないことはない。蝋を取って指でひねって物の形を作る……なかなかこれは面白いと思う。二日三日と経つと存外手に入って来る。
「それ見なさい。私のいった通りでしょう」
大島老人にこにこ笑っている。
かくて如雲氏とともに毎日仕事を励み、とうとう十四年出品の作物を鋳物に作り上げてしまいました。
この製作品は竜王の像で、これは勝次郎氏作り、私はお供と前立ちの方を主にやったのです。そうして丸二年間大島氏の家に起臥して鋳金の仕事を修業したのである。
したがって参考のため、その頃の私の給料のことを話すが、それが面白いのは、大島の老人が余計に給料を払おうというのを、私がそれを辞退して長い間押し問答をしたことを覚えている。仕事に来たその月晦日の夜の事、大島老人は、最初私に向って、