Japanische Klassiker mit Furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme
よるとさわると、円盤と大トカゲの怪物のはなしで、もちきりでした。
ところが、よくじつのラジオと新聞をまちかまえていた人々は、すっかり、しつぼうしてしまいました。
ふしぎなことに、あの大円盤は、どこかへ消えてなくなっていたのです。
きこりはその場所を、チャンとおぼえていました。円盤がおちたために、たおれた大木なども、そのまま残っていたのです。それに、円盤だけが、どこかへ、すがたをかくしてしまったのです。そうさく隊は、その附近をくまなくさがしまわりましたが、どこにも、それらしいものは、見あたりませんでした。
円盤は、きこりが逃げさったあとで、そのまま、どこかへ、飛びさったのでしょう。もとの星の世界へ、もどっていったのかもしれません。それとも、まだ地球から、あまりとおくない宇宙を、さまよっているのかもしれません。
新聞はみな、そんなふうに書いていました。
しかし、円盤からはいだした、トカゲとコウモリのあいのこのような、あのぶきみなやつは、いったいどうしたのでしょうか。円盤の中へもどって、円盤とともに、地球を飛びさったのでしょうか。もしかしたらコウモリのはねで、円盤をはなれたまま、地球に残っているのではないでしょうか。