Japanische Klassiker mit Furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme
ヘリコプター
その少年は、チンピラ別働隊のひとりでした。宇宙怪人は、明智探偵にじゃまをされたのを、おこって、そのしかえしのために、チンピラ隊のひとりをとらえて、空をとび、五重塔のてっぺんに、おきざりにしたのです。少年の話で、それがわかりました。
「こわかったぜ。大きなコウモリのようなはねで、フワフワと、空を飛ぶんだもん。まるで飛行機にのってるみたいだった。だが、塔のてっぺんにおきざりにされたときは、もう、死ぬかと思った。夜があけるまで、だれも来てくれないんだもん。ほんとにおそろしかったよ。」
少年はチンピラ隊のなかまへ帰ったとき、身ぶるいしながらそんなふうに話して聞かせるのでした。
さて、ゆりかさんをつれさることに失敗した怪人は、つぎには、どんなおそろしいことを、たくらむのでしょう。
ヘリコプター
平野ゆりかさんは、ひとまず、ぶじにすみました。しかし、宇宙怪人の地球への来襲は、そんな小さな事件でおわるものではありません。宇宙怪人のひとりが、ふと、ゆりかさんのかわいらしさにひかされて、みちくさをしていたのです。ゆりかさんが、ぶじにたすかったその日のことです。世界の空を、電波がとびちがっていました。