Japanische Klassiker mit Furigana
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かけす
日本の名随筆2 鳥
室生 犀星
Lesen Sie 日本の名随筆2 鳥 (かけす) von 室生 犀星 (むろうさいせい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.721 Zeichen · 6 Bildschirme
何だか神聖なものを涜すような気がしてならぬ。触ってならぬものに触る不思議な遠慮を感じるのである。鵯などは手にそっと握って庭の中を持って歩いて、蜘蛛や梅擬の実などを喰べさせているが、放したら狎れていても子飼いでないから逃げるであろう、懸巣は赤裸の時分からそだてたので外部の生活を知らないから、放れても餌につくけれど、子飼いでない鳥はそう行かないらしい。頬白など五年も飼っているがどうにも狎れない、気性が荒いのも、野にいたのをそだてたからであろう。どうも頬白という鳥は憎たらしくてならぬ。餌を代えてやってもチチチと啼いて反抗的に嘴をあけて挑むようなふうをするのである。