Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 25.679 Zeichen · 52 Bildschirme
一月十三日
一月十四日
一月十五日
一月十七日
やり方が判ったばかり故らし。Yこの正月は運よく勝つというのでよろこんで居る。
とし子を金山にやり、風邪で、原稿を、十五日までのばして欲しいと云ってやる。
一月十三日(水曜)
夜、床の上に坐り、Yの紫檀をもち出して数枚書く。
一月十四日(木曜)
一日仕事
一月十五日(金曜)
仕事、夕刻仕舞い。とし子のかえるのに文芸春秋社まで持って行って貰う。
Y、発熱、7.5、床につく。クロボトキンの「革命家の思い出」をよみはじむ。(Y)
よろこび面白がって居る。
一月十七日(日曜)
牛込南榎町に家があるという広告をY切りぬく。電話をかけて見たら、まだ約束出来ないというので行って見たが、ひどいひどい家、よくこれで貸し家と云えると思った。かえりに、野上さんのところによる。十一時頃までいろいろ話す。始め作のこと。互の。野上さんの話によると、あれはナポレオンが大きい一つの嘘をつこうとして居るとき、ジョセフィンに小さい嘘でまかれるという点をねらった由。そうきくと、面白い筈であったものが失敗であったことが明白になった。野上さん、この頃すっかり傾向が違った、という。狙う本質は違わないが表現が違ったのだ。