Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 25.679 Zeichen · 52 Bildschirme
十一月七日
十一月八日
十一月九日
〔欄外に〕
夫婦の生活でもよく仕て行こうとするには努力が必要。友人関係もそうなりと思う。女によい友達の出来ぬのは、ナグリもしないがなでてもやらぬという態度による。生活に入られることを防いで居るから。
十一月七日(日曜)
Y、腹がわるいとて臥床。
鈴木澄、大瀧龍太郎、木村秀吉。すみ子、すっかり膨れてひどくなって居るのであわれになり、自分金があったら、一月働かずに食えるだけの金を上げるがと思った。百円もあればよいのだろうが。こちらの金さえないのだから仕方なし。
十一月八日(月曜)
Yのチェホフ、新潮で出すらしい。
どうなるか、
出すとよいな。
Yの自信のため
よいホンヤクのため
チェホフのため
我々のため――チェホフを愛する。――
ああ全くYはもっと自信がなければいけないのだ。自信なしに生きられぬ人間のくせに仕事がまとまらぬので苦しがる。興味ある一人の女性なり。モヤーそうでしょう? この本が出来ると、来年はいい年だな。
十一月九日(火曜)
仕事、割になめらかにゆく。
Y。今夜何年ぶりかにて田村とし子さんのところへ手紙を書いた。亢奮して「到頭書いちゃった!」