Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 25.679 Zeichen · 52 Bildschirme
十二月二十五日
十二月二十六日
Yはマーザンへ、鈴木、横田、画家を呼んで居る。ホテルに行くと云うが、この日から天皇の御容体わるし。いつ何事か起らぬでもないのに知人の多いホテルもいかが。やめて、家で食事し、十時半、玉川電でYと待ち合わす。改札のところ寒い故、ボールドに、МОЯナカニ居ルとかいて置いたがY来ず。出て見たら、ストウブにあたって改札と話して居る。ボールドに面と向いつつ却って上にお芳さんと他の者の書いた字があったためよまず。大笑いす。
ラジオ十五分毎に陛下御容体を発表す。落付かず。Y、雑誌の編輯上の必要もあって眠れず。自分もつき合う。
十二月二十五日(土曜)
午前二時陛下崩御。
昭和となった。
自分いろいろに年号の換るのがいやだ。一九二六年でやってゆく方簡単でよろしい。然し字の感じ大正よりはよし。
十二月二十六日(日曜)
スエ子、英男来。夜まで居てゆく。
自分、彼等をつれて秋庭さんの温室見物にゆく。Y、今日は昨日のあとにて、一人で勉強したいだろうから。
かえり、サダと四人で須田町までゆき、眼鏡やに行ったがもうしまって居て駄目。Yのためにネマキのフランネルを見たがこれもなし。閉口した。