Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 28.069 Zeichen · 57 Bildschirme
六月二十四日
六月二十五日
自分の生活で充足しきっていないものが何かあって、それを稲ちゃんにもたせかけていたようなところ、それでこちらの心がうるさく(自分に)あっちに向うところ。溢れゆくのではなくて、どうやら絡みゆくようなところ。
○それから鶴さんのいない間に二人で暮した暮しかたの特別さと、そののこりのようにある癖。
○パーマネントを見る苦しさ。あの部屋で同じような髪を□□さばいていた印象から。その自分の苦しさのいろいろの要素。いじらしさより苦しさを感じていたその気持は何だろう。嫉妬の微妙なニュアンス。同じような髪の手ざわりを二人の女から感じる男の気持というもの。
就眠一時十分前
〔欄外に〕
面会、カゼ益※(二の字点、1-2-22)工合わるい。
○マツをかえす
六月二十四日(土曜)
〔欄外に〕
○境遇に負ける形の様々。うちかつ形の様々。その波にもまれる女、それをかいてみたい。貞潔にさえもあるマイナスの面。
あき子さん、良人、よさ、喉の神経衰弱というそういう痛ましさ。
六月二十五日(日曜)雨の日
寿江子と銀座へゆく。昨夜からけさにかけて小説二十二枚かき終る。題まだわからない。
六月二十六日(月曜)