Japanische Klassiker mit Furigana
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かつしかみやげ
荷風随筆集(上)
永井 荷風
Lesen Sie 荷風随筆集(上) (かつしかみやげ) von 永井 荷風 (ながいかふう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 133.224 Zeichen · 269 Bildschirme
※(「禾+陸のつくり」、第4水準2-82-89)田落月
しら露のむすべる霜のをくてよりわせ田にはやく落る月影
平田香稲
平かな水田もことし代がよくてふねのほにほがさくかとぞみる
寺前紅楓
てらまへて酒のませんともみぢ見の地口まじりの顔の夕ばへ
月中望嶽
八葉の芙蓉の花を一りんのかつらの枝にさかせてぞみる
江村飛雪
酒かひにゆきの中里ひとすぢにおもひ入江の江戸川の末
長谷梵宇
明王のふるきをもつてあたらしきにゐはせ寺の法師たるべし
赤城霞色
朝夕のかすみのいろも赤城やまそなたのかたにむかでしらるゝ
高田叢祠
みあかしの高田のかたにひかりまち穴八幡か水いなりかも
済松鐘磬
済松寺祖心の尼の若かりしむかしつけたるかねの声々
田間一路
横にゆく蟹川こえて真直に通る門田の中ぜきの道
巌畔酒※(「土へん+盧」、第3水準1-15-68)
杉のはのたてる門辺に目白おし羽觴を飛す岸の上の茶や
堰口水碓
水車くる/\めぐりあふことは人目つゝみのせき口もなし
去年の暮巌谷四六君(小波先生令弟)と図らず木曜会忘年会の席上に邂逅した時談話はたまたまわが『日和下駄』の事に及んだ。