Japanische Klassiker mit Furigana
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ちょうにんげんエックスごう
超人間X号
海野 十三
Lesen Sie 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.025 Zeichen · 178 Bildschirme
秋の山をぜひ登ろうというので、例の戸山君、羽黒君、井上君ほか二名の、仲よし五人少年が三角岳の方へのぼって来たのであった。
のぼる道々で、少年たちは、谷博士の経営している三角じるし機械人間工場のポスターを見た。博士の名まえは、はいっていなかったけれど、製品は機械人間だというし、それにその工場のあるところが、三角岳だということなので、少年たちは深い興味をわかした。
「すると、谷博士の研究所あとで、だれかあんな工場をはじめたと見えるね」
「博士は知っていられるのだろうか」
「さあ、知らないだろうね。もっとも、知らせるといっても、博士はあれ以来、ずっと面会謝絶で、意識がはっきりしないということだから、知らせようがないわけだね」
「だれが経営しているんだろうか。まさか、例の機械人間の形をした怪物がやっているのではなかろうか」
「そんなことはないだろう。だって、もしそんなことがあったら、大評判になるから、東京へもすぐ知れるよ」
「とにかく、あの研究所を利用することを考えたところは、なかなか頭がいいや」
少年たちは、こんなことを話しながら、山を登っていった。
やがて少年たちの目にうつったのは、例の修理された塔であった。