Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

Lesen Sie 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.025 Zeichen · 178 Bildschirme

Aozora Bunko

神を恐れぬ者

それは今回の事件のために命令をうけて、この研究所を監視している山形警部の私服姿であった。

「あの男を連れてこよう。すぐ手近に見つかったのは、ありがたい」

X号は、機械人間たちを呼びだして、山形警部逮捕の命令を出した。

警部は、かんたんに逮捕せられた。機械人間の大力と快速にあってはかなわない。

神を恐れぬ者

山形警部は、失心状態になったままX号の前へ連れてこられた。

X号は警部を生きかえらせた。

警部はわれにかえった。そして目の前に怪しい人物を見たので、

「あっ、君はだれか」

と、叫んだ。

「わしか。わしは君が探している者だよ」

X号は、顔をぬっと前につきだした。彼の頭部にある手術のあとのみにくい縫目が、警部をふるえあがらせた。

「ややッ、君は死刑囚の火辻軍平だな」

「正確にいうと、それはちがうんだがね」

と、X号はつい興に乗ってからかい半分、そういった。

「火辻のからだを借りている者さ。よくおぼえておくがいい。わしはX号だよ。谷博士がわしを作ったのだ。超人間のX号さ。うわははは」

「ええッ、X号は君か」

「おどろいたか。よく顔を見て、おぼえておくがいい」

「うぬ。そのうちにきっと君を捕縛してみせるぞ」