Japanische Klassiker mit Furigana
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とかいはぜいたくだ
都会はぜいたくだ
小川 未明
Lesen Sie 都会はぜいたくだ (とかいはぜいたくだ) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 4.024 Zeichen · 8 Bildschirme
」と、おじいさんは、答えたのでした。
お金がいくら高くても、うまいものを買う人のたくさんいる東京へ、あのおじいさんのとったなまずや、寒ぶなは、この遠い北の八郎潟から送られてきたふなのように、送られたのではないだろうかと、おかねは考えました。
「奥さま、どうして、東京の人は、高いお金を出して、めずらしい、うまいものを食べるんでしょうか。」と、おかねは、ききました。
「おまえ、それは、都と田舎とは、いっしょにならないよ。東京の人は、口がおごっているから。しかし、このごろは、田舎も、だんだん東京と同じになってきたという話だよ。」と、奥さまは、おっしゃいました。
しかし、おかねは、自分の生まれた村は、昔とかわらないと思っていました。
「奥さま、そんなことをすると、私どもには、罰があたります。」と答えた。
「ほほほ。」と、奥さまは、笑われました。
いろいろ外国からきた、びんにはいったよい酒のならべてあるところへきて、奥さまは、青い色の酒をお買いになりました。
「奥さま、お酒をめしあがるのでございますか?」と、おかねは、ききました。
「これは、甘いお酒なのよ。」
ほんとうに、家へ帰ると、かわいらしいグラスのコップについで、奥さまは、青いお酒をめしあがりました。