Japanische Klassiker mit Furigana
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あおいボタン
青いボタン
小川 未明
Lesen Sie 青いボタン (あおいボタン) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 4.617 Zeichen · 10 Bildschirme
青い色が、いかにも美しかったのです。
「お母さんに聞かなくて、しかられはしない?」と、正雄はいいますと、
「私のですから、あげてもいいの。」と、彼女は笑いながら答えました。
正雄は、それをもらって、家に帰ったのでありました。
学校へゆくと、二人は、家で遊んだようには親しく、みんながなにかいうかと思って、できませんでした。
それは、正月のことでありました。学校が十日あまり休みがあった、その後のことです。学校へゆくと、水野の姿が見えませんでした。どうしたのだろう? かぜでもひいて休んでいるのでなかろうかと正雄は、思っていました。
ある日のこと、先生は、みんなに向かって、
「水野さんは、遠い国へ引っ越しなすって、学校を退きましたから、空いている席を順につめてください。」といわれました。正雄は、はじめてそれと知ってびっくりしてしまったのです。
「どこへ越していってしまったろう。」と、正雄は、彼女を思い出してさびしい気がしたのであります。
正雄は、彼女からもらった、三個のボタンを取り出してながめていました。はじめは、それほどとも思わなかったのが、だれでも、このボタンを見た人は、「まあ、きれいなボタンだこと。