Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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せいしゅんのいきのあと

青春の息の痕

倉田 百三

Lesen Sie 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.338 Zeichen · 254 Bildschirme

Aozora Bunko

私はむしろいつもうろうろと休息を知らない私のたましいのふつつかな騒擾があなたの生活をみだすことをおそれています。自分の近くに unruhig な人を持つことはうれしいものでないことは知っていますけれど、そして私はみだれたときには少し待っておちついてから後に手紙を書くべきかとも思いますけれど、思ったことをすぐに書くものですからあのようになります。しかし私のどのような心地で暮らしているかということはあなたは察して下さいます。私はやはり私としては自然な手紙の書き方をすることを寛大に容れて下さることを期待して遠慮せずに心の一仰一揚をそのままたよりさせていただきましょう。

あなたのこの前のお手紙にあった「愛されの意識」は私も人性の深い純なねがいとして、私たちの完くなろうとする憧憬のおもなる動機と思います。私は「神となり、超人となろうとする意志」などはかえって被造物としての互いの従属を防ぐるものと思います。求めずに、ただ与えようとすることは傲慢な、そして不可能なるのみならず、願わしからぬことと思われます。愛されたいねがいこそ人間と人間とを結びます。私は初め熱心に求めた人が、傷つけられたために、求めなくなる心の過程に深く同情します。