Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ポラーノのひろば

ポラーノの広場

宮沢 賢治

Lesen Sie ポラーノの広場 (ポラーノのひろば) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.086 Zeichen · 43 Bildschirme

Aozora Bunko

めくらめっぽに飛んで来て

山猫馬丁につきあたり

あわててひょろひょろ

落ちるをやっとふみとまり

いそいでかぶとをしめなおし

月のあかりもつめくさの

ともすあかりも目に入らず

飛んでもない方に飛んで行く。」

ところが、そのじいさんの行った方から細い高い声で、

「ファゼーロ、ファゼーロ。」と呼んでいるようすです。

「ああ、姉さん、いま行くよ。」ファゼーロがそっちへ向いて高く叫びました。向うの声はやみました。

「だめだなあ、きっと旦那が呼んでるんだ。早く森まで行ってみればよかったねえ。」

ミーロが俄かに勢がついて早口に云いました。

「大丈夫だよ。おれはね、どうもあの馬車別当だの町の乾物屋のおやじだの、あやしいと思っていたんだ。このごろはいつでも酔っているんだ、きっとあいつらがポラーノの広場を知ってるぜ。それにおれは野原でおかしな風に枯草を積んだ荷馬車に何べんもあってるんだ。ファゼーロ、お前ね、なんにも知らないふりして今夜はうちへ帰って寝ろ。おれはきっと五六日のうちにポラーノの広場をさがすから。」

「そうかい。ぼくにはよくわからないなあ。」

そのときまた声がしました。

「ファゼーロ、おいで。