Japanische Klassiker mit Furigana
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
Lesen Sie 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 179.458 Zeichen · 363 Bildschirme
た。
桃林の地妖
の王審知はかつて泉州の刺史(州の長官)でありましたが、州の北にある桃林という村に、唐末の光啓年中、一種の不思議が起りました。
ある夜、一村の土地が激しく震動して、地下で数百の太鼓を鳴らすような響きがきこえましたが、明くる朝になってみると、田の稲は一本もないのです。試みに土をほり返すと、その稲はみな地中に逆さまに生えていました。
その年、審知は兄の王潮と共に乱を起して晋安に勝ち、ことごとく欧の地を占有して、みずから※(「門<虫」、第3水準1-93-49)王と称することになりました。それから伝うること六十年、延義という人の代に至って、かの桃林の村にむかしの地妖が再び繰り返されました。やはり一村の地下に怪しい太鼓の音がきこえたのです。但しその時はもう刈り入れが終ったのちで、稲の根だけが残っていたのですが、土を掘ってみると、それが前と同じように、みな地中に逆さまに立っていました。
その年、延義は家来のために殺されて、王氏は滅亡しました。
怪青年
軍吏の徐彦成は材木を買うのを一つの商売にしていまして、丁亥の年、信州の口場へ材木を買いに行きましたが、思うような買物が見当らないので、暫くそこに舟がかりをしていると、ある日の夕暮れ、ひとりの青年が二人の僕をつれて、岸のあたりを人待ち顔に徘徊して